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Q1 普通の野菜は、収穫したら、そのまま、もしくは、ゆでたり、加熱したりして、食べられるのに、どうして、こんにゃく芋は、こんにゃくにしないと、食べられないのですか?
A こんにゃく芋には強いエグ味があって、そのままだとゆでてもふかしても食べられません。
少しでもかじると、半日くらい口の中がヒリヒリと痛くなります。ですので、こんにゃく芋は加工してアク抜きしなくてはいけないのです。

江戸時代の百科事典には、「生の蒟蒻(こんにゃく)には毒あり、ねずみこれを食して死に至るをもって知るべし」とあるほどで、野生動物にも食べ物と認識されていないようです。

加工などは人間にとっては、手間がかかるんですが、こんにゃく芋にとっては他の動物に食べられないようにするための大事な自己防衛作戦なんですね。

弊社では、なにも知らない新入社員に、洗礼として工場長がいたづらで、ゆでたこんにゃく芋をそのまま食べさせてみたことがあります。ほんの少しなめただけだったのですが、あまりの刺激に今でもトラウマとなっています。。。(苦笑)

それにしてもこんにゃくを最初につくって食べた人は本当にえらいと思います。 ちなみにこんにゃくの作り方は2000年ほど前からほとんど変わっていません
Q2 どうして群馬県だけがたくさんこんにゃくを作っているのですか?
A ご存知の通り、全国で生産されるこんにゃくのほとんどが群馬県で生産されます。しかし昔は全国各地でこんにゃくが生産されていました。ではなぜ群馬県のこんにゃく産業が発展したのかということですね。

大きな要因としては二つあります。1つ目は、品種改良による成果。2つ目はこんにゃくを作るのに適した土壌がたくさんあることです。

こんにゃく芋は、種芋を植えてから収穫までに3〜4年かかります。また蒟蒻の「蒻」の字は草冠に弱いと書くことからもわかるように、こんにゃくは風害や病気などにとても弱い植物なんです。

そんなこんにゃく芋を従来のものより強く、収穫も早くできるような品種に改良したのが群馬県です。
そして群馬県の中でもこんにゃく芋の主産地となっている赤城山麓の広大な緩斜面や火山灰の土壌が、湿気を嫌うこんにゃく栽培にとても適した地域となっています。

下仁田町のあたり(南牧村)はこんにゃく王国群馬の出発点となったところだと聞いています。
Q3 こんにゃく芋の上についている赤い長いものはなんですか?
A それはこんにゃくの芽だと思います。
こんにゃく芋はごつごつしていますが、上にくぼみがあり、その真ん中からピンク色の芽が出てきます。
こんにゃくを製造するときには、芽を取り除いて造ります。
Q4 胃腸で消化されないのに便に形が残ってこないのはなぜ?
A こんにゃくを食べても便中にこんにゃくの形は残っていません。実は100種100兆個といわれる腸内の微生物がこんにゃくを分解して、自分の栄養素として利用しているからです。その代わり短鎖脂肪酸という酢酸、プロピオン酸、酪酸等の酸を生産する。これらの酸は人間の体に大変有用で、エネルギーになったり、余分なコレステロールを減らしたり大切な作用をします。つまりこんにゃくが便中に形が残らないのは腸内細菌の餌になっちゃうからですね。
Q5 こんにゃくを食べ過ぎるとどうなるんですか。
A こんにゃくには、ほとんどカロリーも含まれませんし、満腹感ももたらすので、食べ過ぎても大きな害はありません。しかし、整腸作用を持っていますので、食べ過ぎると便が軟らかくなって、お腹は痛くなりませんが、下痢のような感じになります。
自分でもやってみたことがあります。欧米の方は、こんにゃくを食べなれていないので、ちょっと多く食べるとこの状態になりました。